行政書士の職域の拡大
行政書士試験の難化傾向は、行政書士の職域・権限の拡大と無関係ではありません。
行政書士にも司法書士や弁護士と同様、代理権が認められ、行政書士法人の設立が可能になり、
行政手続法上の聴聞にも代理人として関わっていけるようになりました。
今後は弁護士同様、行政不服審査法における、異議申立や審査請求の代理権も与えられるであろうと言われております。
これはどういう事を意味するかと申しますと、あなたが行政書士として仕事をする上で、弁護士や隣接法務職、
或いは公務員等と、法律という武器でもって時として対峙・対決しなければならないということを意味します。
法律という武器で闘い、依頼人の利益を実現し、その対価として報酬を得るのです。
ライブで本物の法律を学ぶ意義
相手は、もちろん大学等の高等教育機関で学び、卒業論文を書き、学位を得て、さらに場合によっては大学院で学び、
難しい国家試験に合格しているわけです。
すなわち、数百万円のお金と相当の時間をかけて、本物の法律を会得しているのです。
しかし、徳島・香川の行政書士試験の受験生の現状は必ずしも恵まれたものではありません。
通信講座やDVD講座でお茶を濁しながら勉強をしているのが現状ではないでしょうか?
或いは生講義と言っても、行政書士試験制度が抜本的に改革される前に合格した者によって
講義が行われているのではないでしょうか。
法律というのは、我々にとっては、武器であり、行政書士「道」というのは武道に通じます。
剣道や柔道を習うのに、通信講座やDVD講座で勉強して強い武道家になれるでしょうか?
資格試験予備校のトラップに気を付けろ!
仮に運よく、通信講座や、DVD講座で合格しても、即戦力になりません。そういう人は、合格しても仕事が出来ない故に、
資格予備校の「行政書士資格の次は、社労士はどうですか?」「司法書士資格もあれば、さらに業務に幅が出てきますよ。」
という営業トークやダイレクトメールに引っかかって、踊らされて、
資格貧乏、資格マニアの人生を図らずも送ってしまうことになってしまいます。
恥ずかしながら、20代の頃に東京で司法試験を受験していた、かつての私がそうでした。
司法試験受験予備校の担当者の営業トークに踊らされて、
安かろう悪かろう的な何の意味もない講座にお金を払っていたことが、今となっては悔やまれます。
徳島、香川に在住する行政書士試験受験生のあなたにはそういう失敗はして欲しくない、
講師と受講生とが人格的に接触する学び舎において、真の法律を学んで欲しい、そういう想いで開講に至った次第です。
市民の皆さんから慕われ、喜んでもらえるような、強くて頼もしい法律家になれるよう、精進して参りましょう。
行政書士試験は、今日の司法試験と異なり、学歴も年齢も国籍すら関係ない、全ての人に開かれた極めて平等な国家試験です。
しかも、司法試験や司法書士試験のような相対評価ではなく、絶対評価の試験ですから、努力をすれば必ず報われる試験です。
私はあなたを全力でサポートすることを誓います!