アナウンサー 高岡希久子 / 構成・監修 森江大蔵
週間テレビ鳴門の法務相談コーナー「教えて大蔵さん」の中からストリーミングで配信中です
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相談内容
48歳の無職男性です。私は、とある小売店にて、3年余り店長候補として勤務しておりましたが、従業員にサービス残業を強いる会社の方針に納得がいかず、本部の役員にその勤務体制の方針を質しましたが、受け入れてもらえず、却って会社に居づらくなり、退職を余儀なくされました。詳細を申しますと、10時にうちの店は開店するのですが、9時から開店準備にかかります。場合によっては8時半から出社して、店の周りの掃除など、ノーギャラで仕事をさせられます。まだそれは良い方で、閉店の場合は過酷です。19時に閉店なのですが、その時点で就業時間は終わりで、後はサービス残業です。
ほぼ毎日、20時半ぐらいまで居残り、会計が合わない時や、棚卸がまだ終わっていない時などは22時ぐらいまでサービス残業です。
毎月の残業代は、上司が勝手に部下の名前で残業申請書を作成し、それを部下に押印させる感じで毎月1万円ほどが支払われます。
私らも人間であり、会社の奴隷ではありません。労働者の人権を無視するような会社の責任を追求していきたいのですが、いい方法はありますか?